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NMNを超える、老化抑制物質「5ーデアザフラビン」

ミトコンドリアの活性が老化抑制の鍵を握る

ミトコンドリアは細胞内に存在する細胞内小器官で、生体内のエネルギー交換においては、通貨の様な役割をはたしているアデノシン三リン酸(ATP)の生成やアポトーシス(細胞死)において重要な働きを担っている。細胞内のエネルギーの大部分を生産している事から、全ての生命現象におけるその重要性は広く認知されており、ミトコンドリアが活性化することにより、老化現象の改善や多くの疾病にも効果があるのではと期待されている。

人は体内酸素を駆使して食物を分解し、そこから得たエネルギーによって活動している。ところが、紫外線などによるDNAの損傷や食事による老廃物、有害物質の蓄積や過剰な活性酸素の影響で細胞機能は低下する。
若い頃は、機能の低下した細胞は取り除かれて新しい細胞に生まれ変わるが、加齢とともに細胞の交換スピードが遅くなり、徐々に全身の老化が進行していく。
近年では、機能低下の原因は細胞の中にあるミトコンドリアが関係していることがわかってきた。ミトコンドリアは、それ自体が独自のDNAを持ち、生物学的呼吸を行うことで、その細胞にエネルギーを供給する役割を担っている。
しかし加齢や環境要因によって、ミトコンドリアの活動が鈍くなり、その結果、様々な老化現象をはじめ認知症や糖尿病など、さまざまな疾病にかかりやすくなるメカニズムが明らかになりつつある。
そこでミトコンドリアを活性化させることが重要になってくる。では一体、ミトコンドリアを活性化させるにはどうすれば良いのか?
その回答の一つが「5ーデアザフラビン」という物質だ。5ーデアザフラビンは、ビタミンB2によく似た構造を持ち、NMNから合成される補酵素NAD+と似た働きをする。
ここ数年、アンチエイジングで腸目されている『NMN』とは、水溶性ビタミンB群の一種であるニコチナミドから合成される物質で、体内でさらにNADというエネルギー代謝の根源的な物質に変換される。NADは身体の機能を保つために必要な成分で、ミトコンドリアを活性化させると言われている。
アンチエイジング素材として世界中から期待されている『NMN』のおよそ20倍の効果が期待できる「5ーデアザフラビン」。ついに健康寿命の延伸が実現か!

それは、なんと世界トップクラスの医療機関カロリンスカのチームが同物質を使って、認知症治療の研究をスタートさせたという。
そこで日本における「5ーデアザフラビン」研究の第一人者である乾雅人医師に話を伺ってきた。
「はじめて、5ーデアザフラビンの資料を読んだときは驚きました。1990年代、長崎大学の研究室で既に論文発表されていたのですから。本来は膵臓の病気に対する治療薬として開発されたものですが、その副作用にサーチュイン遺伝子やミトコンドリアの活性化がありました。これに多少の改良を加えたものが、現行のものになります。正に、世紀の再発見です。」
近年ようやくミトコンドリアやサーチュイン遺伝子の研究がすすみ、老化や疾患との因果関係が取り沙汰されるようになり、あらためて5ーデアザフラビンが注目されるようになった。
皮肉なことに5ーデアザフラビンが発見されたのは1990年台の日本だったが、その可能性は暫く注目されなかった。
「改良版5ーデアザフラビンTーMACは、最近話題のNMNより数十倍のミトコンドリア活性力を持ち、サーチュイン遺伝子への活性も注目されています。
同物質はノーベル医学賞選考委員会で有名なカロリンスカ医科大学の研究チームがアルツハイマーの治療薬開発が検討されています。
日本国内でも、近々に臨床研究に向けての取り組みが予定されており、今後は、ミトコンドリア病のような希少疾患を始め、様々な疾患に対しての有効性が確認されていくと思われます。」(乾医師)
今後5ーデアザフラビンTーMACによる臨床ではアルツハイマー病の他パーキンソン病、脳出血・梗塞に伴う神経変性疾患やうつ病、糖尿病、老化現象など幅広く行われる予定だという。5ーデアザフラビン。冗談ではなく、大げさでもなくひょっとすると、不老長寿の物質としてノーベル賞に一番近いのではないか?とすら思えてくる。今後も、注目していきたい。(ホリスティックジャーナル編集)

ミトコンドリア活性はNMNの数十倍!
特許承認済!

「5ーデアザフラビン」
ノーベル医学賞の選考委員が興味を示した!
カロリンスカ医科学研究所で、認知症などの難病治療の研究が計画中

T-MAC服用試験結果(トランステックウェルネス療法 第一人者 中川 朋 先生 所見)

ストレスデータは心拍変動(HRV)から取得することができます。ストレスが多い経験は私たちの心臓の活動に影響を与えます。一般的に、心拍変動(HRV)が低いということは、体にストレスがかかっていることになります。同様に、心拍変動(HRV)の値が高いほど、ストレスレベルが低下しており、また、ストレスの多い状況に耐えられるようになっていることを示しています。トレーニングや身体活動、睡眠、栄養摂取および日常的なプレッシャーは、すべてあなたのストレスレベルに影響を与えます。
今回のこの心拍変動計測により、T-Macサプリメントの効果を検証しました。各グラフが示すようにサプリメント摂取前後で心拍数、全Power(自律神経活性度)、VLF(交感神経)が増加していることから循環器機能そして精神生理的に覚醒度は高まり、パーフォーマンスを高める程度のストレス度が上がっている。しかし心拍変動率偏差値(SDNN)と心理学的に幸福度の指標として知られるヴァレンス(Valence)も増加していることから過剰なストレスではなく、活動に適度な刺激となりエネルギーの増強がT-Mac摂取後1,2分で起こっていることから即時的な効果の可能性が示唆される。



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About Me

医療系・健康系・美容系に強いフリーライタータキ・シロタです。
2009年までエステティック専門誌「ヌーベルエステティック スパ ジャパン」のライターとして活躍。独立後は心の悩みに寄り添えるライターを目指し、日本病院管理教育協会で心理学を学びヘルスケア・カウンセラーの資格を取得。取材で知った美容健康の最新情報を届けます。時々趣味の風水旅行についても書いてみたり、みなかったり。ゆるりと発信していきますので、よろしくお付き合いください。